2014年4月13日午前、ハノイグランドプラザホテル(ハノイ、カウジャイ区)にて日本勤務の自動車設計技術者採用セミナーを開催しました。セミナーにはESUHAI・KAIZEN吉田スクールの代表と約150名の若手技術者と新卒学生等が参加し、120名以上が高度技術者プログラムに申し込みをしました。
セミナー開始前、TBSテレビ(日本)とHTVテレビ(ベトナム)で特集されたESUHAI・KAIZEN吉田スクールの活動を紹介するVTRを放送しました。このVTRを通じてESUHAIの高度技術者派遣制度についてより深く理解し、日本で勤務する技術者の生活・仕事をさらに具体的に知ってもらいました。
セミナーの始めに、ESUHAI・KAIZEN吉田スクールの事業内容について説明しました。ESUHAIでは技能実習生派遣のみならず、高度人材紹介・コンサルティングにおいてもトップレベルの会社であり、技術者をはじめ、通訳、幹部候補人材をベトナム国内外の企業に紹介しています。(下記写真)
ESUHAI・KAIZEN吉田スクールでは、2008年から「101プロジェクト」通じてベトナムの優秀な技術者を日本企業に紹介するために「高度技術者クラス」を開設しています。今回のセミナーでは、自動車設計分野でベトナム人技術者達が日本で勉強・就職するチャンスを提供します。
続いて、ベクラムジャパン部部長ニャットがベトナム人高度技術者紹介制度の事業内容についてさらに詳しく説明しました。
このプログラムへの応募条件、採用の流れ、サポート内容、KAIZEN吉田スクールのカリキュラムについて説明しました。KAIZEN吉田スクールでは日本へ行く前に、日本で働くために必要な知識・スキル教育等を行います。これまでに高度技術者クラスは6回開講され、100名以上の技術者を日本企業へ紹介しています。ニャット部長はセミナーに参加した若手技術者に、このカリキュラムでしっかり学び日本で勉強・就職・スキルアップするチャンスを掴むことを期待していると話しました。
続いて、担当スタッフが自動車部品設計企業の募集事例をいくつか紹介しました。採用には、日本語能力(日本語能力試験N2・N3レベル)だけでなく、高度な専門知識や自動車設計のソフトウェアが使えるという条件が必要であるということを強調しました。(下記写真)
最後に、ベトナム人高度技術者紹介プログラムに関する質疑応答を行い、参加者の質問に答えました。(下記写真)
自動車設計技術者採用セミナーは北部の若手技術者に、先端技術を持つ日本で勉強・就職・スキルアップするチャンスを提供しました。このセミナーは、ベトナムの工業化、近代化の為に若い世代の優秀な技術者を教育したいと願うESUHAIの使命・意義を示しています。